千葉神社 花嫁地毛の日本髪

「持込み禁止」という高い壁

ホテルの美容室で働いている時には分からなかったけれど、フリーランスになってから気がついた持込み禁止の高い壁。たしかに「友人の美容師にお支度を頼む」というカップルが増えてきたころ、結婚式当日の進行に支障をきたすことが多かったため「持込み禁止」という項目が出始めたのは理解していました。

というのも美容師さんはヘアセットやメイクを通常業務ですることが少なく、ベールやティアラやお花の付け方が分からないため、仕上げるのに時間がかかってしまうので、結婚式のヘアメイクになれている人に任せられるように「持ち込み禁止」を強化していました。

ところが、いつの間にか「会場が中間マージンを取るために何が何でも提携のヘアメイクを使わせる」ように変わってしまったようです。担当ヘアメイクさんのギャラを安く設定して、花嫁さまからはそれなりの金額をもらえば、とうぜん利益は高くなります。

そうやって会場からの高額マージンに応えているヘアメイク事務所が増えて行ったことで、ヘアメイクさんの技術は低くなり花嫁さまの希望に応えられない。ヘアメイクリハーサルをして「何かが違う」と思っても担当を変更することができない。変更できたとしてもたいして変化がなく花嫁さまはヘアメイクを諦めなければならない。という現状になっています。

だから花嫁さまが私にヘアメイクを頼みたいと思っても、会場側に「「持込みはできません」「ヘアメイクを持込むならお支度のお部屋の使用料が10万円です」などと言われてしまい、あとからお断りの連絡をいただくことも多かったのです。

花嫁さまを美しくして幸せな一日を過ごしてもらう事こそ私の使命

ある時、以前からのお客様がご結婚する事になり、「ぜひヘアメイクをお願いしたい!」と言って下さいました。しかし、そういったご希望は叶わないことが多いのは前述のとおり。

でも「どうしても叶えてあげたい!」という想いから、ヘアメイクの持込みを対応してもらえる会場を探して交渉。ご希望の衣裳を探すお手伝いをしたり、センスのいいお花屋さんやカメラマンをご紹介し、当日はヘアメイクから会場の仕切りまで行いました。

すると後日「親族からヘアメイクをほめてもらいました!アットホームな結婚式も評判が良かったです」とうれしいお言葉をいただきました。

このことで「美しい花嫁がいること。おいしいお料理があること。それがゲストへの最高のおもてなしになる」ということに気づき、派手な演出や余興がなくても思い出深い結婚式になると感じました。

そこで、会場探しからお手伝いするブライダルプロデュースの事業もスタート。ヘアメイクがプロデュースする結婚式なんて聞いたことがない!とブライダル業界の中でも噂になり、wecoという自由な結婚式を応援する雑誌&WEBサイトに掲載する機会をいただいたり、お客さまや友人からのご紹介でありがたいことに少しづつご依頼が増えて行きました。

気が付けば今やご紹介が9割。「結婚式のヘアメイクは絶対にそうまさんに頼みたい!」と言ってくださる方が多くなりました。

そうやって花嫁さまが自由にヘアメイクを選べるように、いろいろと努力をして行こうと思っています(^^)

 

花嫁お仕立て師◇そうますずよ

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